製品開発のきっかけ その1

更新日:2020年12月16日

下請け業者として経営していると、どうしても「いつかは自社製品を作りたい」そんな思いを町工場の経営者なら誰しも考えるだろう。

私もそんなふうに考えていた。

ただ、自社製品を作るといっても正直そんな簡単じゃない。

だから、大多数の会社が下請け会社なのだ(儲かってない訳じゃない)

町工場のよくある自社製品はこんな物が多い。


● 凄く精密に距離が測れる道具(極めて少数の職人しか買わない)

● 何か分からんけど特殊なボルト(凄いけど何か分からん)

● 変なデザインのキーホルダー(絶対に売れない)

他にもいくらでも変な売れないであろうモノを作っている。

この現象がなぜ起きるのか?というと簡単である。

「何作っていいか分からん」のである。それだけ。

「私達はこんなに精密に作れます!」これが町工場の一番得意なところなのだ。

そんな町工場からオリジナル自社製品を生み出すのは難しいのだ。

私も漏れなく売れない物を作っていた。

(それも悩んで悩んで、真剣に作っているのである)

私の場合は鉄で出来たリング10mm~100mm(1mm飛びで揃えた)を作った。

(セットで10万円)冷静に考えると100%絶対に売れないのだ。


そして、町工場のオリジナル製品は生産量が極めて少ないので値段もバカ高いのも共通している。

【例】 謎の置物 定価 30万円(税別)(送料別)誰が買うんじゃい!


そんな私がなぜ、自社製品の開発に着手したのか?

そして、その製品は社会にひょっとしたら受入れてもらえるかも?しれない。


次回につづく


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